タレーランの事件簿と同じ日に買い、しばらく読みづまって昨日の勢いでビブリア古書堂の事件手帖の方も読み終えてしまった。
買ってから1話目までは読んでいたのだが、こちらもなかなか読み進めなかった。
と言うよりは文章的なものが苦手なのか?
やはり登場人物と始まりの話、自分の頭の中にない設定を入れ込むというのは探り探りで、私の中では面白みがアニメのように簡単に加速しないからかもしれない。
1話目の漱石全集が変に難しくインプットしてしまったようだ。
本があって、登場人物の思いがあって。
まぁこれはあってるのだが、
・本が苦手な五浦とトラウマ
・本好きで病院にいる栞子
・祖母という昔を連想させるもの
なんというか本に関するメイン人物と、昔の本と、祖母の過去のエピソードが交じり合って、どうも文学というか難しい文章的な1話に感じてしまった。
このまま本の中身と、そういう感じなのか?
ともあれ読み始めとなる2話は、本の内容に関することは1話同様出てくるものの、祖母の話と比べ過去の話ではなく今起こった出来事に対して、栞子が状況から解いていくという流れで1話ほどハードルは高くはなかった。
続いて3話は作品にあまり絡めない感じだったので更に読みやすい感じである。
グダグダした流れになってしまったが、このビブリア古書堂は1話区切りで本をキッカケとしたその人物がどうしてそういう行動をしたのかを、本好きなオーナー栞子がアルバイトの五浦の話もヒントに謎を紐解くような感じの物語。
五浦はまぁ状況を栞子に話すような行動役というか。
1話1話にその中心となる本のタイトルが出るわけだけど、1話のインパクトが強かったか元の本の内容に絡めてる話はこの巻では1話が強く、2話はまぁ1話目ほどではない。
このビブリアも1巻での締めくくり話があり、平らな流れではなく一区切りとして読み終えた感があった。
しどろもどろ。
本の中身に沿った人の気持ち的な話になると、どうも苦手な難しい読み進みづらいのだけど。
2,3,4と読んでいくと必ずしも本の内容に関したプチミステリーというわけでなく、今の日常での気になる出来事だったり、1話ほどの難しさはない感じ。
でも新しいものは加速していくまでがやはり億劫になってしまう。
でも読んでいく内に最初のイメージが払拭されることもあり、このビブリアはなんか読める本だなぁと思えて、新しい本よりかは手に取りやすい位置に来たのだけれど今は金の都合上、2巻目は後回し。
要約すると・・・
・1話読んだ時、導入話+本が題材で難しい苦手なイメージがあった。
・2〜3話はそれほど本がどうのこうのではなく、スムーズに読めた。
・4話は栞子に関するお話で、なんかソワソワ?先が気になって読んだ。
・ただし金欠なので優先順位は後回しだけど、読める本が広がったような感じ?
う〜ん、思考か伝えたいことがまとまってない記事。曖昧なのかもしれない。
ビブリアの感想というよりは、それが自分の娯楽の範囲に届いたことを書いてるのか。